ハネムーン・イン・ベガス

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ハネムーン・イン・ベガス
(Honeymoon in Vegas)

作品データ
1992年|アメリカ|ロマンティックコメディ
監督:アンドリュー・バーグマン
出演:ニコラス・ケイジ、サラ・ジェシカ・パーカー、ジェームズ・カーン ほか

結婚をためらう男が、勢いで賭けに乗って人生ごと振り回される話

プロポーズ目前なのに一歩踏み出せない男がいて、その迷いが思わぬ形で爆発する。場所はラスベガス、相手はクセの強い大人、賭けの内容はかなり無茶。愛の確認をするはずが、気づいたら人生がギャンブル台に乗っている感じ。

旅先で起きた軽いノリの選択が、とんでもない流れを呼ぶ全体像

ジャックは長年付き合っているベッツィーと結婚の話を進めるため、ベガス旅行に出る。そこで大金持ちの男トミーと出会い、軽い気持ちで受けた賭けがきっかけで、ベッツィーを巡る奇妙な契約が成立してしまう。ここから三人の関係がねじれ、追いかけたり追われたりする展開に転がっていく。

優柔不断な彼と、芯の強い彼女と、全部仕切りたがる男

ジャックは優しくて誠実だけど、決断が遅れがちなタイプ。ベッツィーは相手を信じたい気持ちが強く、自分の感情をはっきり持っている。トミーは自信満々で、金も行動力も桁違い。その三人が同じ土俵に立ったことで、関係が妙なバランスになる。

ベガスからハワイまで、事態が拡大していく舞台

物語はラスベガスのきらびやかな街から、飛行機や南国の景色へと移動していく。移動するたびに状況は落ち着くどころか、むしろ話が大きくなっていく印象。観光気分の場所なのに、気持ちはずっと落ち着かないまま進んでいく。

契約と誤解が積み重なって、愛の所在が揺らぐ展開

賭けの条件や言葉の行き違いが重なり、ジャックは自分の立場を見失いそうになる。ベッツィーは翻弄されつつも、自分がどう扱われているかを見極めようとする。トミーはルールを作る側として振る舞い、三人の距離感がどんどん歪んでいく。

逃げ続けた男が、ようやく向き合う選択に行き着く終わり方

追い詰められたジャックは、これ以上先延ばしにできない状況に立たされる。ここでようやく、自分が何を怖がっていたのか、何を守りたいのかが見えてくる。派手な出来事のあとに、気持ちの整理が追いついていく流れで物語は収束していく。

この映画のポイントなに?

ロマンティックコメディの形を取りつつ、結婚や覚悟の話が中心にあるところ。ベガスの派手さやエルヴィス要素など、遊び心の強い演出が多くて、重くなりすぎない。ニコラス・ケイジの振り回され役も印象に残りやすい。

たぶんこんな映画

大きな決断から逃げ続けると、別の形で試されるんだな、と思わせる話。笑える場面が多いのに、どこか自分の話みたいに感じる瞬間も混ざっている。観終わる頃には、結婚そのものより「決めること」について考えてしまうタイプの作品かもしれない。

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