※この記事には、作品の内容に触れる表現や
ネタバレを含む場合があります。 未視聴の方はご注意ください。
ナショナル・トレジャー リンカーン暗殺者の日記
(National Treasure: Book of Secrets)
作品データ
2007年|アメリカ|アドベンチャー
監督:ジョン・タートルトーブ
出演:ニコラス・ケイジ、ダイアン・クルーガー、ジャスティン・バーサ、エド・ハリス ほか
歴史の謎を解いてたら一族の名誉まで背負うことになる話
アメリカの歴史に隠された謎を追いかけていたら、今度は自分の先祖が大事件の犯人扱いされてしまって、その汚名を晴らうためにまた宝探しに走る流れ。
日記一冊から世界規模で走り回る
主人公ベンは、ある男からリンカーン暗殺に関わる証拠として名前を出され、自分の一族が疑われる状況に追い込まれる。その鍵になるのが「暗殺者の日記」と呼ばれる存在で、これを巡ってアメリカ各地、さらには海外まで移動しながら、歴史の謎と宝の手がかりを追い続けることになる。
謎解きに取り憑かれたベンという人
ベンは相変わらず知識量と行動力が異常に高い。疑われても落ち込むより、「じゃあ調べよう」と即行動に移るタイプ。一方で、恋人や仲間との関係は少しギクシャクしていて、宝探しを優先しすぎる癖も相変わらず残っている。
アメリカの名所が次々と舞台になる展開
物語はホワイトハウスや歴史的建造物、地下施設など、いかにも意味がありそうな場所を転々とする。観光地っぽい場所が、急に謎解き現場に変わる感じが続いて、移動そのものがイベントみたいな扱いになっている。
仲間とライバルが入り乱れる騒動
ベンの仲間たちは協力しつつも振り回され気味で、そこに目的の違うライバルも加わる。敵対しているはずの相手と手を組む場面も出てきて、単純な善悪では整理できない状況が増えていく。謎を解くたびに、次の面倒ごとが増える構造になっている。
一族の疑惑と宝の正体が収束する終盤
最終的に、リンカーン暗殺にまつわる誤解と、宝の正体が明らかになる。先祖の名誉は回復され、これまで追ってきた謎も一応の答えにたどり着く。ただし、全てが完全に丸く収まるというより、「まあこれで落ち着いたかな」という余韻で話は終わる。
この映画のポイントは歴史と娯楽のごった煮感
史実っぽい話、陰謀論っぽい話、派手な行動力が全部一緒くたに進んでいく。細かい正確さより、「そう来るか」という勢いが優先されていて、考えるより走るタイプの構成になっている。
たぶんこんな映画
真面目に歴史を学ぶというより、歴史を使った大規模な謎解きアトラクションに近い感覚。次はどこ行くの?次は何見つかるの?と流れに乗っているうちに、最後まで連れていかれるタイプ、そんな印象が残りやすいかもしれない。

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