ザ・レジェンド

※この記事には、作品の内容に触れる表現や
ネタバレを含む場合があります。 未視聴の方はご注意ください。




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主人公のガレイン役には『リービング・ラスベガス』でアカデミー賞®主演男優賞を受賞し、演技派俳優として不動の地位を築き、 今なお立て続けに主演作の公開が控えるニコラス・ケイジ。同じく「最強」と呼ばれた相棒・ジェイコブ役には、 『スター・ウォーズ』シリーズでアナキン・スカイウォーカーを演じ、ゴールデン・...



ザ・レジェンド
(Outcast/白幽靈傳奇之絶命逃亡)

作品データ
2014年|アメリカ・中国・カナダ|アクション
監督:ニック・パウエル
出演:ニコラス・ケイジ、ヘイデン・クリステンセン、リウ・イーフェイ ほか

戦場帰りの剣士と訳あり王子が、ひたすら逃げて戦う話

中世っぽい世界観の中で、追われる側がずっと走って、切って、守っていく話。
ニコラス・ケイジが、人生いろいろ諦めかけた傭兵みたいな立ち位置で出てきて、そこに若い王子が転がり込んでくる。
重たい背景はあるけど、やってることはわりと一直線で分かりやすい。

王位争いから始まって、とにかく逃亡が続く流れ

物語は、中国風の王国で起きたクーデターから動き出す。
王族が裏切られて、幼い王子と姉が命を狙われる立場になる。
偶然その場に居合わせた元十字軍の戦士が、成り行きで彼らを助けることになる。
そこから先は、追っ手が来て、逃げて、戦って、また逃げる、の繰り返し。
目的はシンプルで、とにかく安全な場所まで王子を連れていくこと。

戦うことに疲れている元十字軍の剣士

ニコラス・ケイジが演じるのは、過去の戦争で心をすり減らした戦士。
腕は確かだけど、正義とか信念みたいなものはもう前に出てこない。
最初は金と成り行きで動いている感じなのに、王子と関わるうちに少しずつ態度が変わっていく。
無口で荒っぽいけど、完全に冷たいわけでもない、微妙な距離感。

若いけど覚悟だけは決まり始めている王子

ヘイデン・クリステンセンが演じる王子は、最初は完全に守られる側。
自分の国で何が起きているのかも、ちゃんと理解しきれていない。
でも、逃亡生活が続く中で、徐々に「自分が生き残る意味」を考え始める。
戦えないけど、目をそらさなくなっていく感じが見えてくる。

王子を支え続ける姉と、協力者たち

リウ・イーフェイ演じる姉は、弟を守るためなら無茶もするタイプ。
剣士ほど強くはないけど、覚悟と判断力はかなりしっかりしている。
道中では、いろんな立場の人間が現れて、味方になったり、危険を運んできたりする。
誰が信用できるのか分からない空気がずっと続く。

追われる理由がはっきりして、戦う意味が変わっていく

話が進むにつれて、なぜ王子が狙われているのか、誰が裏で糸を引いているのかが見えてくる。
単なる逃亡劇だったものが、「ここで止めないと終わらない」状況に変わっていく。
剣士も、もう逃げ続けるだけじゃ済まないと理解して、覚悟を決めていく。
戦いの重さが、少しずつ増していく感じ。

最後は、逃げる側が向き合う側に変わる

終盤では、これまで避けてきた正面衝突の場面がやってくる。
誰を守って、何を失うのかが、かなりはっきりした形で突きつけられる。
剣士と王子、それぞれが「選ぶ」瞬間があって、物語は一区切りを迎える。
スッキリ爽快というより、役目を終えた感覚が残る終わり方。

この映画のポイントは、文化ミックスな冒険感

中世ヨーロッパ風と中国史劇っぽさが混ざった、独特の世界観。
細かい整合性より、雰囲気と流れを楽しむタイプの作りになっている。
剣と権力と逃亡、っていう要素を一直線につなげている感じ。

たぶん、気楽に観るとちょうどいい映画

深く考えすぎるより、「追われてるなー」「戦ってるなー」って流れに身を任せる方が合いそう。
ニコラス・ケイジの渋めポジションも含めて、冒険活劇として素直に楽しめる。
休日にぼんやり観ると、意外と最後まで付き合える一本かも。

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