※この記事には、作品の内容に触れる表現や
ネタバレを含む場合があります。 未視聴の方はご注意ください。

クルードさんちのあたらしい冒険
(The Croods: A New Age)
作品データ
2020年|アメリカ合衆国|アニメーション/ファミリー/コメディ
監督:ジョエル・クロフォード
出演(声):ニコラス・ケイジ、エマ・ストーン、ライアン・レイノルズ、キャサリン・キーナー ほか
原始家族が文明っぽい家族と鉢合わせする話
生き延びること最優先で動いてきた原始時代の家族が、やたらと快適そうな別の家族に出会ってしまう。価値観も暮らし方も違いすぎて、仲良くできそうでできない感じがずっと続く。
移動中に理想的すぎる楽園を見つける
洞窟を失って旅を続けていたクルード一家が、壁に囲まれた緑いっぱいの楽園にたどり着く。そこにはすでに別の家族が住んでいて、農業も発明も進んでいて、生活レベルが一段違う。安全そうだし居心地も良さそうだけど、空気は微妙にピリついている。
野生全振り一家と文明寄り一家
クルード一家は本能と勢いで生きてきたタイプで、家族の結束は強いけど考える前に動きがち。一方で楽園の家族は計画的でスマート、効率や快適さを大事にしている。同世代の若者たちは意気投合しやすくて、大人同士の温度差が余計に目立っていく。
壁の中の楽園で共同生活が始まる
外は危険だらけという理由で、二つの家族はしばらく同じ場所で暮らすことになる。便利な発明、ルールのある生活、余裕のある食事にクルード一家は驚きっぱなし。でも慣れない習慣がストレスになって、小さな衝突が積み重なっていく。
嫉妬と不信感が一気に表に出る
考え方の違いだけじゃなく、家族や恋愛に関わる感情も絡んできて、関係はさらにこじれる。信じていいのか、離れた方がいいのか、それぞれが別の選択をし始めて、結果的に危険な外の世界に放り出される流れになる。
一緒に生きるしかないところに辿り着く
外の脅威に直面して、どちらの家族も単独では乗り切れない状況になる。違いを受け入れながら協力するしかなくなって、最終的には新しい形の家族関係に落ち着いていく。元の生活に完全に戻るわけでもなく、かといって同じでもない、少し更新された状態で終わる。
家族の形が変わっていく話でもある
原始時代の冒険っぽさはそのままに、テーマはかなり現代的。親と子、世代の違い、価値観の更新みたいな話が、ドタバタの中に混ざっている。笑える場面が多いけど、ちゃんと変化の話も進んでいる感じ。
たぶん、テンポよく観てるうちに前向きになる映画
深く考えなくても楽しいし、色も動きも賑やか。家族同士の衝突がメインだけど、重くなりすぎず、最後はちゃんと次に進めそうな空気で終わる。気楽に観始めて、そのまま最後まで連れていかれるタイプの一本。

コメント