バレット・オブ・ラヴ

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バレット・オブ・ラヴ
(Charlie Countryman)

作品データ
2013年|アメリカ合衆国・ルーマニア|ロマンス/クライム
監督:フレデリック・ボンド
出演:シャイア・ラブーフ、エヴァン・レイチェル・ウッド、マッツ・ミケルセン、ティル・シュヴァイガー ほか

人生に迷ってた青年が、東欧で危険な恋に全力で突っ込んでいく話

どこか空っぽな日常を送っていた青年チャーリーは、母を亡くしたことをきっかけに、衝動的に東欧へ向かう。旅先で出会った女性ガビに強く惹かれていくんだけど、彼女は地元の犯罪組織と深く関わっていて、しかもかなり危険な男の元恋人がいる。軽い恋のつもりが、命のやり取りが当たり前の世界に足を踏み入れることになって、チャーリーは後戻りできない場所まで来てしまう。

どこか頼りない青年と、影を抱えた女性

チャーリーは優しくて感受性が強いけど、肝心なところで覚悟が決まりきらないタイプ。ガビは魅力的で自由そうに見える反面、過去に縛られていて、簡単に逃げられない立場にいる。ふたりの距離は一気に縮まるけど、その分リスクも同時に大きくなっていく。

舞台はブカレスト、現実と幻想が混ざる街

物語の中心はルーマニアの首都ブカレスト。昼と夜でまったく顔が変わる街で、音楽やクラブの空気が、現実感を少しずつ曖昧にしていく。旅先特有の高揚感が、そのまま判断力の鈍りにつながっていく感じがある。

恋がきっかけで、暴力の世界に踏み込む

ガビを追っていくうちに、チャーリーは犯罪組織の内部事情に巻き込まれていく。そこに立ちはだかるのが、圧倒的な存在感を放つ元恋人。話し合いが通じる相手ではなくて、逃げ場がどんどん削られていく。チャーリーは、自分がどこまでやれるのかを試される立場になる。

最後は、自分で選ぶしかなくなる

追い詰められた状況の中で、チャーリーは守りたいものをはっきりさせていく。流されるだけだった最初とは違って、危険を承知で前に出る選択をする。その行動が、恋の行方だけじゃなく、自分自身の輪郭も変えていく形で、物語は終盤へ向かう。

この映画のポイントなに?

恋愛映画の形を取りつつ、かなり暴力的で不安定な世界が描かれてるところ。ロマンチックな場面と、急に冷たい現実が差し込まれる感じが特徴的。感情の振れ幅が大きくて、安心できる時間があまり続かない。

たぶんこんな映画

落ち着いたラブストーリーというより、感情で突っ走るタイプの話。旅先での高揚感と危うさがずっと続いて、観てる側も少し足元が不安になる。好きになる理由も、危険に飛び込む理由も、全部感覚寄りで進んでいく一本かも。

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