※この記事には、作品の内容に触れる表現や
ネタバレを含む場合があります。 未視聴の方はご注意ください。
レインフォール/雨の牙
(Rain Fall)
作品データ
2009年|日本|サスペンス・アクション
監督:マックス・マニックス
出演:椎名桔平、長谷川京子、ゲイリー・オールドマン、柄本明 ほか
殺し屋が「自然死」を装って東京を逃げ回る話
日系アメリカ人の暗殺者ジョン・レインは、完璧な仕事をしたはずだった。だが奪うはずのデータは消え、周囲の動きもどこかおかしい。CIA、警察、謎の刺客に追われながら、レインは一人の女性を守る形で、監視だらけの東京を駆け抜けることになる。
物語の主要人物
- ジョン・レイン(椎名桔平)
日系アメリカ人の暗殺者 - 川村みどり(長谷川京子)
ジャズピアニストで、事件に巻き込まれる女性 - ウィリアム・ホルツァー(ゲイリー・オールドマン)
CIAアジア支局の局長 - タツ(柄本明)
理不尽な命令を受けて動く刑事
完璧なはずの暗殺が狂い出す
レインは国交省の高級官僚・川村安弘を、ペースメーカーを遠隔操作するという方法で自然死に見せかけて殺害する。依頼の目的は、川村が持つメモリーデータ。しかし現場でそれは見つからず、仕事は一気に不穏な空気を帯びる。裏で何かが動いていると感じた時には、もう後戻りできなくなっていた。
消えたデータと増えていく犠牲
手がかりを求めて川村の自宅に侵入したレインは、娘の奈緒子に見つかるが、彼女は何者かに殺されてしまう。さらに川村の長女であるみどりにも危険が迫る。身分を偽って近づいたレインは、彼女を守るため、行動を共にすることになる。
東京が丸ごと敵になる逃走劇
刺客の襲撃、CIAの追跡、警察の捜査。監視カメラが張り巡らされた東京は、逃げ場のない迷路のようになる。レインは戦闘能力だけでなく、土地勘や判断力を総動員して、みどりと共に包囲網をすり抜けていく。その中で、メモリーデータに隠された真実が少しずつ姿を現していく。
この映画のポイント
・派手すぎない、現実寄りの暗殺描写
・東京という都市そのものを使った追跡劇
・主人公が感情を抑え続けている点
・日米混合のキャストと空気感
たぶんこんな映画
ドカンと盛り上がるより、ずっと緊張が張りついてるタイプ。街を歩いてるだけなのに危ない、という感覚が最後まで続く。派手なヒーローものじゃなくて、逃げることに必死な男の背中を追い続ける一本。

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