モンタナの風に抱かれて|ざっくり時系列

※この記事には、作品の内容に触れる表現や
ネタバレを含む場合があります。 未視聴の方はご注意ください。




モンタナの風に抱かれて
モンタナの風に抱かれて



モンタナの風に抱かれて
(The Horse Whisperer)

作品データ
1998年|アメリカ合衆国|ドラマ
監督:ロバート・レッドフォード
出演:ロバート・レッドフォード, クリスティン・スコット・トーマス, サム・ニール, ダイアン・ウィースト, スカーレット・ヨハンソン ほか

心に傷を負った少女と馬が、同時に立ち直っていく話

事故で深い傷を負った少女グレースと、同じ事故で心を壊した馬ピルグリム。その二つを癒やすために呼ばれた“馬のささやき師”トムとの時間が、母アニーの人生まで静かに揺さぶっていく。派手な展開はないけど、少しずつ人の心がほどけていく話。

ざっくり時系列

雪道で落馬事故が起きる

友人と馬が死亡し、グレースとピルグリムが重傷を負う

グレースは心を閉ざし、ピルグリムは制御不能になる

母アニーが馬の調教師トムを探し出す

母娘と馬がモンタナの牧場へ向かう

トムのもとで馬とグレースが少しずつ回復する

アニーとトムが惹かれ合う

父ロバートが牧場に現れる

グレースが再び馬に乗る

アニーは選択を迫られ、町へ戻る

物語の主要人物

・トム・ブッカー(ロバート・レッドフォード)
 馬の心を理解すると言われる調教師

・アニー・マクリーン(クリスティン・スコット・トーマス)
 仕事中心で生きてきたグレースの母

・グレース・マクリーン(スカーレット・ヨハンソン)
 事故で右脚を失った少女

・ロバート・マクリーン(サム・ニール)
 アニーの夫でグレースの父

事故がすべてを止めてしまう

雪の朝の落馬事故で、グレースは身体に大きな傷を負い、心まで閉ざしてしまう。愛馬ピルグリムも強いトラウマを抱え、周囲からは安楽死を勧められる。母アニーだけが、それを受け入れられずに動き続ける。

モンタナの牧場で、時間がゆっくり流れ出す

アニーはモンタナの奥地でトムを見つけ、娘と馬を連れて牧場に滞在する。トムは無理に治そうとせず、馬と人の距離を少しずつ縮めていく。その過程で、グレースも自分の傷と向き合い始める。

癒やしの先に残った選択

回復が進むにつれ、アニーとトムの距離も近づくが、そこに夫ロバートが現れる。家族、仕事、そして自分の気持ち。その全部を前にして、アニーは簡単な答えを選ばない。最後にグレースが再び馬に乗る姿が、静かな区切りになる。

この映画のポイント

・馬の再生と人の再生が重なって描かれる
・モンタナの自然が感情を説明する役割を持っている
・恋愛が中心になりすぎない構成
・時間をかけて心が変わっていく描写

たぶんこんな映画

大きな事件は起き続けないけど、ずっと空気がやさしい。誰かが泣き叫ぶわけでもなく、答えを押しつけられることもない。ただ、少し楽になる瞬間がちゃんと残る。そんな余韻が続く映画。

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