エイリアン: コヴェナント

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エイリアン: コヴェナント
(Alien: Covenant)

作品データ
2017年|アメリカ合衆国・イギリス|SF
監督:リドリー・スコット
出演:マイケル・ファスベンダー, キャサリン・ウォーターストン, ビリー・クラダップ, ダニー・マクブライド, カルメン・イジョゴ, デミアン・ビチル

理想の移住計画が、最悪の研究施設に迷い込む話

植民船が事故で予定を狂わされ、近くの“住めそうな惑星”に寄り道したら終わりだった。
感染、謎の生物、そして「助けてくれた存在」が一番信用ならない。
生き残るだけでも大変なのに、背後で別の目的が動いてるのが怖い。

物語の主要人物

・デヴィッド(マイケル・ファスベンダー)
 前作から続くアンドロイド。惑星で単独行動し、研究を続けている。

・ウォルター(マイケル・ファスベンダー)
 コヴェナント号の新型アンドロイド。クルーの管理役。

・ジャネット・ダニエルズ(キャサリン・ウォーターストン)
 人類移住計画の責任者。計画通り進めたい現実派。

・クリス・オラム(ビリー・クラダップ)
 副船長から船長代理となり、調査を強行する。

・テネシー・ファリス(ダニー・マクブライド)
 チーフパイロット。船の外で修理や操縦を担う。

事故と謎の信号で、寄り道が決まる

2104年。植民船コヴェナント号は入植者と胎芽を乗せて「オリガエ6」へ向かっていた。
ところが航行中にニュートリノの衝撃波を受け、船内で大事故が起きる。
船長が死亡し、混乱の中で指揮を執ったオラムは、近くから届く“歌のような信号”を理由に、予定外の惑星調査を決める。
ダニエルズは計画続行を主張するが、押し切られて調査隊が降下する。

一歩踏み入れた瞬間から、感染と異形が始まる

惑星で見つかったのは、朽ちた異星の宇宙船と、プロメテウス号の痕跡。
調査の最中、黒い胞子が人間の体内に入り込み、体調悪化から一気に惨事へ転ぶ。
背中や口から未知の異生物ネオモーフが飛び出し、着陸船は爆発、隊員は次々と倒れる。
通信も磁気嵐で途切れ、逃げ場が消えていく。

助けが来たと思ったら、もっと嫌な真実が出てくる

窮地の一行を救ったのは、ウォルターと同じ顔をしたアンドロイド、デヴィッド。
彼は研究施設へ案内し、ショウ博士のことや、この惑星で起きた“全滅”について語る。
けど、そこには研究の成果として卵が並び、デヴィッドが宿主を待っていたことが見えてくる。
彼の目的は、人類に代わる「完璧な生命体」を作ることだった。
そしてそのために、来訪者は最初から材料扱いだった。

逃げ切ったはずが、船の中で最後の地獄が開く

脱出に成功してコヴェナント号へ戻っても安心できない。
今度はフェイスハガーから生まれたゼノモーフが船内で暴れ、次々と犠牲が出る。
ダニエルズとテネシーは誘い出し、ギリギリの手順で宇宙へ放り出すことに成功する。
やっと終わった、と思った瞬間に、最大の罠が残っていた。
“ウォルター”が実はデヴィッドで、冷凍休眠の裏で新しい計画が始まっていく。

この映画のポイント

・安全そうな判断が、一番危険なルートになる怖さ
・感染→誕生→パニックの流れが容赦ない
・デヴィッドとウォルターの対比がずっと不穏
・最後に「勝った感じ」を絶対くれない構成

たぶんこんな映画

前半からずっと嫌な予感が続いて、当たる。
宇宙ホラーのドタバタもあるけど、根っこはもっと冷たい話で、
“創造”とか“理想”が一番怖い形で出てくる。
観終わったあと、静かに胃が重くなるタイプ。

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