※この記事には、作品の内容に触れる表現や
ネタバレを含む場合があります。 未視聴の方はご注意ください。
カオス・ウォーキング
(Chaos Walking)
作品データ
2021年|アメリカ合衆国|ディストピアSF・アクションスリラー
監督:ダグ・リーマン
出演:デイジー・リドリー, トム・ホランド, マッツ・ミケルセン, デミアン・ビチル, シンシア・エリヴォ, ニック・ジョナス, デヴィッド・オイェロウォ ほか
頭の中が全部ダダ漏れの世界で、唯一「聞こえない存在」に出会う話
考えたことがそのまま見えて聞こえてしまう世界で育った少年が、ある日突然、何も考えが聞こえてこない少女と出会う。その瞬間から、当たり前だと思っていた世界のルールが崩れ始める。逃げる理由はシンプルで、「彼女を守らないと全部終わる」から。
ざっくり時系列
男性だけの惑星で暮らすトッドが登場
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思考が見える「ノイズ」が日常の世界
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墜落した宇宙船の調査に向かう
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唯一の生存者ヴィオラと出会う
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町の男たちに正体を狙われる
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ヴィオラを守るため逃亡を決意
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別の集落ファーブランチを目指す
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旅の途中で世界の真実が明らかになる
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市長プレンティスと最終的に対峙
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新しい未来へ進む選択をする
物語の主要人物
・トッド・ヒューイット(トム・ホランド)
ノイズの世界で育った少年
・ヴィオラ・イード(デイジー・リドリー)
宇宙船事故の唯一の生存者
・デイビッド・プレンティス市長(マッツ・ミケルセン)
プレンティスタウンを支配する男
・ベン・ムーア(デミアン・ビチル)
トッドの養父
・アーロン(デヴィッド・オイェロウォ)
狂信的な思想を持つ追跡者
思考が筒抜けの世界で育った少年
舞台は女性がいない惑星ニューワールド。男たちは全員「ノイズ」によって思考が可視化されている。隠し事ができないこの世界で、トッドはそれを当たり前として生きてきた。
音のしない存在との遭遇
墜落した宇宙船の調査で、トッドはヴィオラと出会う。彼女は女性で、しかもノイズが一切聞こえない存在。その異常さに町はざわつき、市長プレンティスは彼女を危険視する。
逃亡の旅で知る、この惑星の本当の姿
ヴィオラを守るため、トッドは町を出る。旅の途中で出会う人々、スパックルとの接触、そして母の日記によって明かされる真実。女性たちがいなくなった理由は、語られてきた歴史とはまったく違っていた。
ノイズを操る支配者との決着
市長プレンティスはノイズを自在に操り、人を支配してきた。トッドは自分の恐怖や怒りすら見せながら立ち向かう。最後に決着をつけるのは、力ではなく、見せつけられる「思考」そのものだった。
この映画のポイント
・考えが見える世界という設定
・沈黙が武器になる構図
・若者二人の逃走劇
・支配と恐怖の正体を暴く流れ
たぶんこんな映画
設定はかなり強めだけど、やってることは「世界の違和感に気づいた若者が逃げながら成長する話」。頭の中が見えるっていうアイデアがずっとついて回って、派手な展開よりも居心地の悪さが残る。観終わると、黙っていられるって実はすごいことなんだなって思う一本。

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