インスティゲイターズ 〜強盗ふたりとセラピスト〜|ざっくり時系列

※この記事には、作品の内容に触れる表現や
ネタバレを含む場合があります。 未視聴の方はご注意ください。




Amazon.co.jp : インスティゲイターズ 〜強盗ふたりとセラピスト〜




インスティゲイターズ 〜強盗ふたりとセラピスト〜
(The Instigators)

作品データ
2024年|アメリカ合衆国|強盗・コメディ
監督:ダグ・リーマン
出演:マット・デイモン, ケイシー・アフレック, ホン・チャウ, マイケル・スタールバーグ, ポール・ウォルター・ハウザー, ヴィング・レイムス, アルフレッド・モリーナ, トビー・ジョーンズ, ジャック・ハーロウ, ロン・パールマン ほか

グダグダ強盗が始まったら、なぜかセラピーが必要になった話

選挙前夜のどさくさに紛れて一発当てるつもりだった強盗計画は、開始早々ズレにズレる。逃げる先々で問題が増え、気づけば銃より会話、作戦より感情整理が必要な状況に。強盗ふたりとセラピストが同時に逃げ回る、妙に人間臭いドタバタが始まる。

ざっくり時系列

市長選前夜、汚職資金を狙う強盗計画が動き出す

現場はまだ人だらけで、計画が即破綻

代わりに市長のブレスレットを奪って逃走

銃撃戦でコビーが負傷

仲間に見捨てられ、命を狙われる

爆発と逃走を繰り返すうち、セラピストが合流

市庁舎に忍び込み、巨大な不正資金に辿り着く

街全体を巻き込む大混乱が発生

政治の都合で事態が収束

ふたりは釈放され、それぞれの人生へ戻る

物語の主要人物

・ロリー(マット・デイモン)
 離婚歴のある元海兵隊員。強盗計画に参加する

・コビー・マーフィー(ケイシー・アフレック)
 アルコール依存症を抱える元受刑者

・ドナ・リベラ博士(ホン・チャウ)
 ロリーのセラピスト。途中から逃走劇に巻き込まれる

・フランク・トゥーミー(ヴィング・レイムス)
 強盗たちを追う特殊部隊の男

・ジョセフ・ミチェリ市長(ロン・パールマン)
 汚職にまみれた現職市長

雑に始まる強盗計画

物語は、市長選挙前夜のボストンで始まる。汚職資金が動くと踏んだギャングたちが、ロリーとコビーを使って一発狙う。でも侵入した会場はまだ祝賀ムード真っ最中で、いきなり予定が狂う。

逃げるほど悪化する状況

金庫は空、警察は出動、仲間は信用できない。負傷したコビーを抱えながら逃げる二人は、次々と追っ手に囲まれていく。爆発、裏切り、銃撃戦が連続する中で、計画性はどんどん消えていく。

セラピスト同行の逃走劇

なぜかロリーのセラピスト、リベラ博士まで巻き込まれ、逃走はさらにカオスになる。三人は逃げながら、それぞれが抱えてきた問題を吐き出し始める。強盗なのに、やっていることは自己分析に近い。

市庁舎での最終局面

最後に辿り着くのは市庁舎。不正資金と証拠を巡って事態は政治問題に発展する。街全体を巻き込む混乱の末、決着は銃ではなく、もっと現実的な力関係によってつく。

この映画のポイント

・強盗映画なのに会話と感情が中心
・計画が一度もスマートに進まない
・政治と犯罪が雑に交差する構図
・登場人物みんな疲れている

たぶんこんな映画

完璧な強盗劇を期待すると肩の力が抜けるけど、その分、人の弱さとか必死さが前に出てくる。派手な爆発はあるのに、空気はどこか脱力系。笑えるし、ちょっと切ないし、観終わると「まあ生き延びただけでも良しだな」って気分になる一本。

コメント