ゴーストライダー

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ゴーストライダー
(Ghost Rider)

作品データ
2007年|アメリカ|アクション/ファンタジー
監督:マーク・スティーヴン・ジョンソン
出演:ニコラス・ケイジ、エヴァ・メンデス、ウェス・ベントリー、ピーター・フォンダ ほか

バイク乗りが悪魔と契約して炎のドクロになる話

若きスタントライダーが、家族を救いたい一心でとんでもない契約を結んでしまい、気づいたら夜な夜な炎をまとった存在として走り回ることになる流れ。

契約一発で人生が別ジャンルに突入する

主人公ジョニーは天才的なバイクスタントの腕を持つ青年。父親の命を救うため、謎の男と取引してしまい、その代償として魂を縛られることになる。成長して有名ライダーになった頃、契約のツケが発動し、夜になると炎のドクロの姿に変わるように。同時に、悪魔の力を巡る争いにも巻き込まれていく。

ヒーローになりきれないジョニーという男

ジョニーは正義感で動くというより、流れに押されている感じが強い。力を持っても自信満々にはならず、むしろ「なんで自分が…」という戸惑いがずっと付きまとう。昔の恋人ロクサーヌとの再会もあって、普通の人生への未練も捨てきれない様子が続く。

夜になると別人になる街と舞台

物語の舞台は現代アメリカの街が中心。昼間はスターライダー、夜は異形の存在という二重生活が続く。バイク、炎、闇の演出が強調されて、日常と非日常の切り替わりがはっきり描かれている。

悪魔側の思惑に振り回される展開

力の正体を知るにつれて、ジョニーは自分が単なる駒だったことを理解していく。反乱を起こす存在や、さらに危険な力の話が出てきて、逃げるだけでは済まない状況に追い込まれていく。戦う理由も、だんだんと「命令だから」から「止めないとマズい」方向にずれていく。

契約の重さを背負ったまま走り続ける終盤

クライマックスでは、ジョニー自身がどう生きるかを選ばされる。完全に自由になるわけでも、全てを拒否できるわけでもなく、受け入れた上で前に進む形に落ち着く。炎は消えず、役割も終わらないまま、走り続ける余韻で物語は締まる。

この映画のポイントは制御できない力

ヒーローものっぽい見た目だけど、力を得た爽快感より、制御できなさの方が前に出ている。力=ご褒美、というより、力=重たい荷物、みたいな感覚がずっとついて回る。

たぶんこんな映画

勢いのある映像と、どこか報われきらない主人公の気分が同時に進む感じ。スカッと一本線で気持ちよくなるというより、炎を背負ったまま走り抜ける時間を眺めるタイプ、そんな距離感が近いかもしれない。

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