※この記事には、作品の内容に触れる表現や
ネタバレを含む場合があります。 未視聴の方はご注意ください。

クルードさんちのはじめての冒険
(The Croods)
作品データ
2013年|先史時代のどこか|アニメーション/アドベンチャー
監督:カーク・デミッコ、クリス・サンダース
声の出演:ニコラス・ケイジ、エマ・ストーン、ライアン・レイノルズ、キャサリン・キーナー ほか
超用心深い父と好奇心だだ漏れ家族が世界に放り出される話
危険は全部ダメ、外は全部怖い、が家訓の一家が、ある日突然その前提ごと壊れて、知らない世界へ踏み出すことになる。安全第一と冒険心が真正面からぶつかる感じ。
洞穴生活の終わりから始まる大移動をざっくり
先史時代を生きるクルード一家は、洞穴に隠れて暮らし、父グラッグのルールに従って生き延びてきた。
ところが大地の異変で住処が崩れ、家族は外の世界へ出ざるを得なくなる。
道中で出会ったのが、発明好きで前向きな青年ガイ。彼の知識と考え方に導かれながら、一家は新しい住処を目指して旅を続けることになる。
守る父、飛び出したい娘、変わり者の案内役
グラッグは家族を守ることが最優先で、新しいことを避けがち。
娘イープは好奇心旺盛で、外の世界に強く惹かれている。
母や兄弟たちはその間で揺れつつ、それぞれの役割を持って動く。
ガイは恐れより希望を選ぶタイプで、クルード家の価値観をかき回す存在。
舞台は未知だらけのカラフルな世界
洞穴の外には、見たこともない生き物や景色が広がっている。
美しいけど危険そうで、全部が初体験。
進むほどに「ここ本当に大丈夫?」って場面が連続する。
危機の連続で家族の形が試される
旅の途中で、巨大生物や自然の脅威が次々と現れる。
父の慎重さが役立つ場面もあれば、ガイの発想が救いになる場面もある。
家族それぞれの強みと弱みが、少しずつ見えてくる流れ。
最後は“生き延び方”を選び直す
クライマックスでは、守るだけでは足りない状況に直面する。
グラッグは、自分のやり方を手放すかどうかを迫られ、家族全体も選択をする。
新しい世界でどう生きるか、というところで物語は着地する。
この映画のポイントは「怖さと好奇心のバランス」
危険を避けることも大事だけど、踏み出さないと何も始まらない。
そのせめぎ合いが、家族関係と一緒に描かれているのが特徴。
たぶんこんな映画
にぎやかで色鮮やかな冒険ものに見えつつ、家族の変化をじっくり追う話。
笑いながら見ていたら、いつの間にか「変わるって大変だよね」と思ってしまうタイプの一本。

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