※この記事には、作品の内容に触れる表現や
ネタバレを含む場合があります。 未視聴の方はご注意ください。
リプレイスメント・キラー
(The Replacement Killers)
作品データ
1998年|アメリカ合衆国|アクション/クライム
監督:アントワーン・フークア
出演:チョウ・ユンファ、ミラ・ソルヴィノ、マイケル・ルーカー ほか
殺し屋が「引き金を引かない」と決めた瞬間から、全部が狂い出す話
腕利きの殺し屋ジョンは、仕事として淡々と標的を仕留めてきた男なんだけど、ある任務で「子どもを撃て」と命じられた瞬間に踏みとどまる。命令違反の代償として、組織は別の殺し屋を送り込み、ジョン本人と彼の家族を消そうとする。逃げる途中で出会った偽造屋メグと手を組みながら、ジョンは追われる側として、街を転々とすることになる。
無口な殺し屋と、巻き込まれ体質の偽造屋
ジョンは寡黙で感情を表に出さないタイプ。銃の扱いだけは異常に正確で、そこに迷いがない。一方のメグは、どこか軽口を叩きながらも、状況判断は意外と早い。最初は完全に利害一致だけの関係なんだけど、一緒に逃げるうちに、少しずつ信頼みたいなものが混ざっていく。
引き金を引かなかった夜から、立場が逆転する
物語の始まりは、犯罪組織の内部。ボスの息子が撃たれたことで、報復として子どもを狙うという歪んだ命令が出される。その場でジョンは動けなくなり、結果として標的は生き残る。そこから一気に、ジョンは「使う側」から「消される側」へと立場がひっくり返る。
逃走、銃撃、そして次々現れる代役たち
組織はジョンの代わりとなる殺し屋を次々に送り込んでくる。街中での銃撃戦、地下鉄や路地での追走が続いて、休む間もない。ジョンはメグを守りながら、自分の家族を救うために動くけど、敵は数も多くて、どこまで行っても逃げ切れない感じが続く。
最後は自分の手で、決着をつけに行く
ただ逃げ続けるだけじゃ終わらなくて、ジョンは最終的に組織の中枢へ戻る選択をする。家族を人質に取られた状況で、銃を手に、真正面から対峙する流れになる。撃つか、撃たないか、最初に迷った「引き金」の問題が、最後にもう一度突きつけられる。
この映画のポイントなに?
とにかく銃撃シーンの見せ方が独特で、静と動の切り替えが早い。派手なんだけど、無駄に長引かせない感じ。主人公が最強すぎないところもあって、追い詰められながら選択を迫られる展開が続くのが印象に残る。
たぶんこんな映画
単純な勧善懲悪というより、「仕事としての暴力」と「個人の一線」の間で揺れる話。アクションを楽しみながらも、主人公が何を選ぶのかをずっと見てしまうタイプ。撃ちまくる映画っぽく見えて、意外と人間の迷いが中心にある一本かも。

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