※この記事には、作品の内容に触れる表現や
ネタバレを含む場合があります。 未視聴の方はご注意ください。
ゴーストライダー2
(Ghost Rider: Spirit of Vengeance)
作品データ
2012年|東ヨーロッパほか|アクション/ファンタジー
監督:マーク・ネヴェルダイン、ブライアン・テイラー
出演:ニコラス・ケイジ、キアラン・ハインズ、ヴィオランテ・プラシド、イドリス・エルバ ほか
呪われた男が「今度は世界規模」で追い回される話
前作で散々な目に遭った男が、隠れて生きていたはずなのに、気づいたらまた悪魔案件に巻き込まれて、逃げても逃げても追いつかれる流れ。休ませてくれない。
悪魔の力を巡る追走劇を超ざっくり
ジョニー・ブレイズは、ゴーストライダーとしての力を制御できず、人里離れた場所でひっそり暮らしている。
そこに現れたのが、教会関係者を名乗る男たちで、「ある少年を守ってほしい」と依頼される。
その少年は、悪魔メフィストの計画に深く関わっていて、彼を狙う勢力が次々と現れる。
ジョニーは、呪いから解放されるかもしれないという条件と引き換えに、再び炎の力を使うことになる。
疲弊しきった主人公と、狙われる少年
ジョニーはヒーローっぽさより、もう限界な雰囲気が前面に出ている。
力は強いけど、使うほど自分が壊れていく感覚が抜けない。
少年ダニーは、自分の置かれている状況を完全には理解していないまま、各勢力に追われる存在。
敵側のロークは、表向きは人間だけど、裏にとんでもない思惑を隠している。
舞台は荒れた土地と逃走ルートばかり
修道院、荒野、工業地帯、夜の道路。
落ち着いて話せる場所がほとんどなく、移動と追跡の連続になる。
世界観もどこか荒んでいて、ヒーローものというより、逃亡劇に近い空気。
炎と暴走が加速していく
ゴーストライダーとしての戦い方も、以前より荒々しくなっている。
バイクだけじゃなく、乗り物なら何でも巻き込む勢いで、制御より破壊が前に出る。
敵の数も力も増していき、戦う理由がだんだん個人の問題を超えていく。
最後は「力の意味」を選び直す展開に進む
終盤では、悪魔の計画と少年の運命がはっきりして、ジョニーは決断を迫られる。
呪いを消すか、力を引き受けるか、そのどちらがマシなのかを考える場面に行き着く。
完全に楽になる方向ではなく、「これで行くしかないか」という落としどころ。
この映画のポイントは“ヒーローというより厄介者”
正義の象徴というより、危険物扱いされる存在として描かれているのが特徴。
力を使うたびに状況が悪化する感じが、全体に漂っている。
たぶんこんな映画
スカッとするヒーロー活躍譚というより、炎を背負った男の後始末ロード。
勢いと暴走を眺めながら、「この人、ほんと休めないな」と思いつつ最後まで付き合うタイプの一本。

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