レ・ミゼラブル

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ネタバレを含む場合があります。 未視聴の方はご注意ください。




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レ・ミゼラブル
(Les Misérables)

作品データ
2012年|イギリス・アメリカ合衆国|ドラマ/ミュージカル
監督:トム・フーパー
出演:ヒュー・ジャックマン、ラッセル・クロウ、
アン・ハサウェイ、エディ・レッドメイン ほか

人生をやり直そうとする男が、逃げ続けて追われ続ける話

19世紀フランス。元囚人ジャン・バルジャンは、パンを盗んだ罪で長年投獄され、仮釈放後も社会から拒まれ続ける。ある司教の行為をきっかけに生き方を変え、身分を隠して実業家として成功する。一方、彼を執拗に追う警察官ジャベールは、「法」を絶対視し、バルジャンを逃がすことを許さない。時代は革命の気運に揺れ、若者たちは理想を掲げて蜂起する。バルジャンは、孤児コゼットを守りながら、愛、赦し、正義とは何かに向き合い続ける。

逃げる男と、追う男の終わらない関係

ジャン・バルジャンは、過去を背負いながらも人として正しく生きようとする。
力強いけど、内面はずっと葛藤だらけ。
ジャベールは規律と秩序を信じ切っていて、例外を認めない。
二人は善悪というより、価値観そのものが噛み合っていない関係として描かれる。

貧困と革命のフランス

舞台は、貧富の差が激しく、怒りが溜まり続けている社会。
街角では子どもが盗みを働き、工場では弱い立場の人が切り捨てられる。
若者たちは理想を語り、バリケードを築き、変化を信じて立ち上がる。

失われていく命と、受け継がれる想い

ファンティーヌは過酷な運命に追い込まれ、尊厳を削られていく。
彼女の願いはコゼットへと引き継がれ、バルジャンはその約束を守ろうとする。
革命の中では、多くの若者が理想を胸に命を落とし、希望と絶望が同時に描かれる。

法か、赦しか、選べなくなる瞬間

バルジャンの行動は、何度もジャベールの信念を揺さぶる。
法に反しても人を救うという選択が、ジャベールには理解できない。
その矛盾を突きつけられた結果、彼自身も行き場を失っていく。

この映画のポイントなに?

全編ほぼ歌で進む構成で、感情がそのまま音として流れ出る。
台詞で説明するより、表情と声で押し切る場面が多い。
個人の物語と、時代そのもののうねりが強く結びついている。

たぶんこんな映画

長くて重たいけど、その分感情の振れ幅がかなり大きい。
誰か一人の勝利の話ではなく、選び続けた結果の積み重ねを見せるタイプ。
観終わったあと、「正しさ」って何だろうって、しばらく考えが残りやすい作品。

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