※この記事には、作品の内容に触れる表現や
ネタバレを含む場合があります。 未視聴の方はご注意ください。
シュレック2
(Shrek 2)
作品データ
2004年|アメリカ|アニメーション/コメディ
監督:アンドリュー・アダムソン、ケリー・アズベリー
出演(声):マイク・マイヤーズ、エディ・マーフィ、キャメロン・ディアス ほか
結婚したら次は義理の親、という一番めんどくさい冒険が始まる話
前作で結ばれたシュレックとフィオナは、新婚旅行から戻った直後に「遠遠くの国」から招待状を受け取る。フィオナの両親に結婚を報告するため向かうものの、現れたのは想像と違う姿のシュレックで、王と王妃は動揺を隠せない。そこに妖精ゴッドマザーや長靴をはいた猫が絡み、愛や理想や見た目の問題が一気に噴き出していく。
沼の王様シュレック、義理の家族に試される
シュレックは相変わらず正直で不器用。フィオナのことは大事に思っているけれど、王家の価値観や「理想の王子像」とは全然噛み合わない。自分はこのままでいいのか、相手のために変わるべきなのか、その間でずっと揺れている。
遠遠くの国という、キラキラした圧の強い場所
舞台はおとぎ話のスターが集まる遠遠くの国。城も街も華やかで、成功とか美しさとかが分かりやすく並んでいる場所。そこにシュレックたちが立つことで、場違い感がより強調される流れになっている。
妖精ゴッドマザーと猫がかき回す
妖精ゴッドマザーは、「こうあるべき」を押し付けてくる存在として登場する。息子のプリンス・チャーミングも含め、話はどんどん思惑だらけになっていく。一方で、長靴をはいた猫は最初こそ刺客っぽいけど、すぐに空気が変わって、物語に軽さとズレを持ち込んでくる。
変身と選択が一気に重なる終盤
魔法の力で見た目や立場が大きく動き、シュレックもフィオナも別の姿を経験する。その中で、何を選ぶのか、誰として一緒にいるのかがはっきりしていく。混乱しつつも、ちゃんと二人で決断する流れに着地していく。
この映画のポイントなに?
この作品、笑いの量は増えているけど、中身はかなり身近な話に寄っている感じがする。結婚後の現実、相手の家族、世間の目。その全部にファンタジーで切り込んでくるのが面白いところ。
たぶんこんな映画
派手なおとぎ話の世界を使って、「このままでいいのかな」っていう気持ちを軽やかに転がしていく一本。笑っているうちに、意外と現実の話をされている感覚が残る。

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